品質への取り組み

 

品質方針

当社は、医薬品等製造業者及び製造販売業者として国民の健康と保健衛生の向上に寄与し、お客様の満足と信頼を勝ち取るために、常にコンプライアンスを念頭に優れた品質の製品を提供し、永続的な発展と社会的な貢献を達成します。

製造管理

製品の品質は、「つくる現場」から始まります。

メルスモン製薬では、医薬品製造の基準に基づき、原料の受け入れから製品の包装・出荷に至るまで、すべての工程を計画的かつ正確に管理しています。
作業手順はすべてマニュアル化され、どの製品も同じ品質でお届けできるよう、記録の徹底と厳重なチェック体制を整えています。
医薬品だけでなく、健康食品・化粧品においても同様に、「人の健康にかかわるもの」としての責任を持って製造しています。

衛生管理

「清潔さ」は、安全な製品づくりの基本です。

製造に携わるスタッフは、入室前の手洗いや着替えなど、厳しい衛生ルールを守っています。
工場内は温度・湿度・空気の清浄度が管理された環境で、機器や作業台も毎日清掃・消毒を行っています。
異物混入や微生物汚染を防ぐための取り組みを、毎日の積み重ねとして丁寧に実践しています。

品質管理

出荷するすべての医薬品について、成分・外観・安全性などを厳しくチェックしています。

医薬品としての基準を満たしているか、社内の検査室で専門スタッフが複数の項目を検査しています。
また、お客様からのお声も品質向上に活かす大切なヒントと考え、出荷後の安全性情報の収集と対応にも力を入れています。
小さな違和感にも気づけるよう、「信頼に応える製品を届ける」ことを全員で意識しています。

代表的な検査・試験

異物検査

異物混入等を顕微鏡で観察して推定し、原因究明・工程改善に役立てます。

試薬調製

試薬や標準液を調製して様々な試験に使用します。

微生物試験

製造環境が適切な状態で管理されているかをモニタリングしています。微生物が検出された際には同定試験を行い、製品に影響があるか確認しています。

高速液体クロマトグラフィー(HPLC)

製品に含まれる有効成分の量を測定しています。

性状試験

製品の状態を確認しています。

エンドトキシン試験

製品や製薬用水に存在するエンドトキシン(発熱の原因となる物質)の量を測定しています。試験は、誰が・いつ・どのような操作を行ったかを全て記録し、結果を照査しています。

pH測定・浸透圧測定

製品のpHや浸透圧を測定しています。

不溶性微粒子試験

製品に存在する微粒子を測定しています。

有機体炭素試験法(TOC)

製薬用水に存在する有機体炭素の量を測定しています。

窒素定量法(セミミクロケルダール法)

製品に含まれる窒素を含む有機化合物の量を測定しています。

私たちはこれからも、品質と安全性を大切にしながら、一人ひとりがその意識を日々の業務に反映させることを心がけてまいります。
お客様に「選んでよかった」と感じていただける製品を、これからも丁寧にお届けしていきます。

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